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2025.04.03

大芦コモンズ2025活動開始

【大芦コモンズ(仮称)活動参加者募集!】
岡山県美作市上山地区の山頂付近に位置する大芦集落 。この地域の再生に笑顔とやる気をもって関わりたい仲間を募集します!

【大芦コモンズの由来】
上山棚田には、過去10年で40人ほどが移住し、にぎやかに見える村ですが、実は10の集落で成り立っています。特に 大芦~鳥坂集落 は標高500mほどに位置し、夏は涼しく、冬は寒い!家と家の距離がほどよくあり、過疎が最も進んでいるエリアです。
現在 日中に人がいるのは5世帯12人 (そのうち我が家が5人 笑、移住者は我が家含め6人)。

この「大芦コモンズ(仮称)」は、故・高橋善一さんの「うめちゃんに大芦は任すけんな」という言葉がきっかけ。彼が大切にしてきた 古民家・田畑・山林を有効活用し、地域をみんなで共有して、継続して活用する場にしたいと考えました。
里山で暮らしていても単に過ごしていては自然の恵みはあるけど活用できないです。そこを10年以上過ごしてきた上で感じるポイントを少しずつお裾分けして、自然からもお裾分けしてもらって日々の暮らしに取り込むことで参加者皆さんと、今後の暮らしの在り方についても色々と話し合えたら嬉しいです。
この自然や里山と向き合い、そのお裾分けでつくる暮らしの循環と次世代人材育成を目指して。

前回は3月22‐23日にも4名参加いただきニンニク畑の草取り、山菜収穫地の整備、シイタケ菌打ち、シイタケ収穫、薪割り、ジャガイモ植付、ブロッコリー植付など。
次は4月12‐13日は山菜収穫、天ぷら、獣害柵づくり、畑づくり、お米づくり種籾の塩水選・温湯消毒など)を予定しています。

【大芦集落のポイント】
すぐ隣に家がない! のびのび過ごせる
車が置きやすい! 田舎ならではの広々スペース
雲海温泉・公園が徒歩圏内!
雲海の絶景スポット! 秋・冬・春によく見える
夏はクーラーいらず! (年間稼働約10回)
農地が大きめ! (5-10a規模)
鹿が多い! 狩猟・ジビエ好きにはたまらない
山菜が豊富! セリ、ワラビ、コシアブラ、タラの芽…
雪が積もるとソリ遊びができる!

【大芦集落のチャレンジ】
鹿が多すぎる!
冬の寒さと雪… 水道が凍ることも!
雪の日の下り坂が怖い…!
車のブレーキパッドが早く減る!
スクールバス乗り場まで距離あり (冬は最大1.7km)
獣害柵は必須!
若い人が少ない…!

【参加設定】
▶ 活動参加費:基本無料!食費や宿泊については実費いただきます。
棚田での暮らし10年以上の知恵や技術をシェア!

▶ 持ち物
1日目の昼食 、 晩ごはん用のおかずor食材(日中のみ参加の方は不要)
汚れてもいい服装、マスク、手袋、長靴、帽子、宿泊セットなど

▶ スケジュール案
5月10‐11日(田植え体験、獣害柵整備、畑づくり、作戦会議など)
1日目 9時 集合、午前活動
    12時 昼ごはん
    13時30分 午後活動
         (ごはん隊がいればごはん作りも同時進行)
    16時30分 温泉へ
    18時30分 晩御飯みんなで準備
         片付け
    21時 寝たい人は寝る

2日目 7時 起きる みんなで朝ごはん準備
       朝ごはん食べる、片付ける
    9時 活動開始(ごはん隊がいれば昼食づくりも同時進行)  
    12時 お昼ご飯
       片付け
    13時30分 振り返り
    15時 やりたいことやりつつ、ひとまず解散 

▶ 食費(希望者のみ)
1日目晩ごはん:500円 +持ち寄りおかず
2日目朝ごはん:500円 +持ち寄りおかず
2日目昼ごはん:500円 +持ち寄りおかず
※ 棚田米や味噌汁は用意予定!
※ 宿泊希望あれば教えてください
  雑魚寝 先着順 シーツ代 2000円/人

【当日活動のキーワード】
お米づくり / 暮らしをつくる / 季節の手仕事 / 古民家DIY / 山菜天ぷら / エネんるぎーをつくる/狩猟 / ジビエ / 味噌づくり / 古民家暮らし / 消費だけでなく生産 / 美味しく食べる / 命をいただく / 果樹(うめ、くり、ブルーベリーほか)栽培 / 養鶏 / 焚火 /自然遊び / 川遊び / 昆虫採集 / 田んぼの生きもの探し / かまどご飯体験

気になることがあれば、コメントや個別お問い合わせでお気軽にどうぞ!
一緒に 大芦の未来を楽しみながら共につくる仲間をお待ちしています!

あなたの「やってみたい!」応援します!
興味のある方は、まずはお気軽にご相談ください

まずは一回来てみたい方向けに
一泊二日の大芦コモンズ活動概要や参加についてはこちら 

>次回以降の予定(内容変更有り)
4月12‐13日(山菜収穫、天ぷら、獣害柵づくり、畑づくり、お米の塩水選・温湯消毒など)
4月22日【平日番外編】、お米の苗箱づくり:9‐16時予定
5月10‐11日(田植え体験、獣害柵整備、畑づくり、作戦会議など)
6月21‐22日(田んぼ除草、畑づくり、梅収穫や梅仕事、ホタル見に行くなど)
7月5-6日、(田んぼ除草、畑づくり、子どもの遊具づくりなど)
8月2‐3日(上山棚田共育自然学校一泊二日への活動参加、有料別途案内)
9月6-7日(稲刈り、畑づくり、ほか)
11月8‐9日(焚火をする、ニワトリを戴く、山の整備、山を歩くなど)
12月27‐28日(お餅つき、畑づくり菌ちゃん農法など)

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▶ 問い合わせ先
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2024.01.01

新年の挨拶と、2024年ブログの展望

新年あけましておめでとうございます!

今まで13年、これからの棚田での暮らしを通じて見つける日々の発見と感動をお届けしてたいと思い改めてこちらの方で記事を更新していきます。
今日は、この新しい年に私がここで取り組む3つのポイントと共に、新年のご挨拶をさせていただきます。

1. 上山棚田での持続可能な生活の実践と紹介
こちらの記事では、美作市上山地区にある1000年以上続く棚田で持続可能な暮らしに焦点を当てていきます。私が学生時代から模索した棚田での自給自足の実践、古民家暮らし、自然資源の利用方法、環境にやさしい暮らしを皆さんと共有していきたいと思います。また、自然環境に対する暮らしの影響や発見についても、より深く掘り下げていきます。
私としては棚田での暮らしでは持続可能なコトや素材がたくさんあるのでそれら活かして自分の暮しにはめこみながらつくり変えていくことに楽しみがある、そんな観点で暮らしています。

2. 地域との関わり合い、コミュニティとは
上山棚田での暮らしは、地域の方と深く関わることから多くの学びが得られます。今年も棚田でのお米づくり、神社のお祭り、イベント、水路掃除や草刈りなどの共同作業など地域との結びつきを通じた経験やノウハウがあります。これらの体験から、地域を繋いでいく重要性や、人と人とのつながりが与えてくれる良い面、少し手間のかかる面を紹介します。

3. 新しい挑戦と発見
田舎暮らしは、新しい自分との出会いがあります。都会の生活だけでは見えない、自分の内面や本当の興味を探求する時間が増えます。例えば草刈、年間200時間以上草刈している時間は瞑想しているようにも思えます。ひたすらに草と向き合う時間は思考をを深めることができます。また、棚田での暮らしは効率化とは正反対のところに位置します。農作業や里山環境に関して改善を続ける姿勢や新しい技術や知恵を身につけないと身体がもちません。その中で自分の手で何かを育てる喜びや、誰かと共同作業する楽しさは自己成長に繋がります。
そんな新しい挑戦や発見をシェアさせてください。

新年の始まりに当たり、皆さまの日々がより豊かで意味のあるものになるよう願っています。
2024年が皆さまにとって素晴らしい年になることを心から願いつつ、私のブログが少しでも皆さんの日々に彩りを添えられれば幸いです。
これからも棚田での暮らしを通じて、皆さんに有意義な情報をお届けしていきますので、本年もどうぞよろしくお願いします!

大芦地区の妙見様が初日の出を浴びる様子
棚田で収穫したモチ米からつくった鏡餅