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2025.04.11

田舎で生き抜く力は、一気に身につかない。でも、一歩ずつ

僕たちは、棚田が広がる地域の一番標高の高い場所で、5人家族で暮らしています。 山も星もすぐそばにあり、自然に囲まれた毎日です。

今回は、そんな日常の中で「田舎で生き抜くスキル」をどうやって身につけてきたのか、僕自身の実例を紹介したいと思います。 “自然の中で暮らし続ける”ために気づいたことや、小さな工夫をお裾分けできたらうれしいです。棚田で過ごす毎日が、気づけば“自分の強み”にもなっていました

■「ひたむきにやる」ことがスタート
上山の大芦(おおあし)に引っ越してきた当初は、やりたいことが山ほどありました。
・草刈りがうまくなりたい
・チェーンソーを使いこなせるようになりたい
・古民家に暮らして、かっこよくDIYしたい
・お米を育てたい、野菜も全部自給したい
・鹿やイノシシを捕まえて、食べてみたい

そんな“生きる力”をすべて身につけたくて、がむしゃらに行動しました。 でも現実は、寝る間を惜しんでもすべてを一度にはできません。 だから、ひとつずつ。完璧でなくても、「田舎の人に笑われない程度」になるまでやってみる。 そうして、自分なりのペースと集中すべき時間が見えてきました。

■まずは棚田や竹林と向き合った3ヶ月
草刈り機やチェーンソーを使えるようになりたくて、3ヶ月間ひたすら竹林と向き合いました。 面積は2ヘクタールほど。何万本あるのかわからないほど伐採し、それをみんなで野焼きしました。
毎日作業する姿をリアルでもSNSでも発信し続けると、景色が変わり、竹林がなくなっていく様子が地域の方々にも伝わりました。 きっと「名前はわからないけど、よく頑張っている人」として認識してもらえていたと思います。
途中、足の親指を切り落としそうになったこともありました(ヒヤッとしたら本当に血が出ていた……)。 助けを呼び、救急車で病院へ。到着後に「順番待ちです」と言われ、つい怒ってしまったのを思い出します。
こんな経験を通じて、草刈り機やチェーンソーを田舎の人並みに使えるようになりました。

■古民家改修は“なにも考えずに片付け3日・解体改修3ヶ月”
暮らす家も自分たちで直したくて、まずは片付けから始めました。 40年以上空き家だった家は、床が抜け、屋根も落ちていて、どこから手をつければよいのかわからない状態です。
まずは周囲の木を伐採し、燃やしてきれいに整えてから、ひたすら中の物を運び出しました。 「3日」と書きましたが、実際は3日では終わりませんでした。
その後は解体作業。床をはがし、壊しすぎたこともありました(今では反省しています)。 動画を見たり、先輩に教えてもらったりしながら、床下の束(つか)を立て、床を張るまで、素人なりに3ヶ月かけて取り組みました。
デザインはともかく、今まで10年もっている強度は実感しています。 「次はもっと精度の高い、かっこいい床に張り直す」予定なので、興味がある方は次の冬に一緒にやりましょう。

■お米づくりは1年に1回だから、毎年が勝負
お米づくりは年に一度の本番。 だからこそ毎年が勝負で、試行錯誤の連続です。
棚田のメリットは枚数が多いこと。一枚一枚をしっかり観察して特徴を見極めることで、広い農地では得られない経験を積むことができます。
移住して3年ほどは、耕作放棄地の再生、水路の復活、田んぼの勾配調整、水管理……。 脳みそが溶けそうになるほど、トラクターに乗って代かきに没頭しました。
僕たちNPO法人英田上山棚田団では、耕作面積17反、120枚ほどの棚田を管理しています。 地域の方々が管理している棚田も含めると、さらに広範囲です。若い世代がこれだけの規模の棚田を維持管理している地域は、なかなかないのではないでしょうか。
もちろん、大規模農業と中山間地での稲作は全く違います。 効率化を意識しながら、棚田での稲作の楽しみ方をこれからも模索していきます。
今年は冬季潅水の田を2枚するのでそこも実験として楽しみです。

■チェーンソーはさらに使い込んでみる
竹林の伐採には慣れてきましたが、針葉樹や広葉樹の伐採はまだ未熟でした。 そこで山林3haの間伐に取り組み、1ヶ月間修行しました。
50年生ほどのスギやヒノキの山を冬場に通い、毎日のようにチェーンソーで伐採。 倒れ方や木の裂け方によっては命の危険を感じたこともありましたが、なんとか無事に生き残っています。 林業の怖さを身をもって体験しました。

■狩猟は「今年こそ!」を何年も繰り返している
狩猟免許は2013年ごろから持っていますが、「時間がない」と毎年のように言い訳していました。 それでも毎年「今年こそ本気でやるぞ!」とあきらめずに取り組み続けています。
今では年間20頭前後の捕獲ができるようになり、ジビエの処理場や加工場も整ってきました。 あとは、しっかり捕獲・解体して販売していく段階です。
協力者、募集中です。ジャーキーを食べてみたい方も、ぜひご連絡ください(笑)。

■理想の暮らしには、まだまだ届かない
「なんでも自分たちでつくる自給自足」の暮らしには、10年以上たった今でもまだ届いていません。 周囲を見ても、「あの人たちすごいな……」と思うことばかりです。
それでも、自分たちで育てたお米を食べ、ジビエでたんぱく質をとり、「野菜はこれからがんばろう!」という段階まではきました。
これまでの経験から「やればできる」という自信がつき、日本中どこでも暮らしていけるという手応えを感じています。
隣の芝生は青く見えるものですが、だからこそ、ここで生きていくことに価値を見出し、子どもたちが将来ここを選びたくなるような暮らし方を見つけていきたいと思っています。

■最近の畑仕事は、子どもと一緒に
最近は、一人では難しいことも増えてきたので、どうやって子どもたちを巻き込もうかを日々考えています。一緒に育てるものを選んだり、「今日こんなに伸びてる!」「赤くなってきたね!」と声をかけ合ったり。 そんなやりとりの中で、子どもだけでなく、自分自身にも新たな“気づき”が生まれる毎日です。

“やってみたい”を“できる”に変えていく場所として、ここでの暮らしをしていきます。

あなたの「やってみたい!」を一緒にチャレンジ出来たら!
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2025.04.06

「学生時代なんにもなかった僕」が始めた、ちょっと変わった田舎暮らし

春になると毎年、「今の自分の選択、合っていたのかな?」って考えることがあります。

あれは2011年の3月。まわりが就職を決めていく中で、僕は「地域に飛び込んでみよう」って、就職じゃなくて田舎での暮らしを選びました。
お金もない。知り合いもいない。彼女もいない。
そんな僕でしたが、なぜか「なんとかなる」って気持ちだけはありました。
それは、大学時代に出会ったいろんな大人たちが、僕の背中を押してくれたから。

大学時代から岡山県美作市の「上山(うえやま)」という棚田のある地域に通い続けて、気がつけばもう15年が経ちました。
高校までは奈良で育ち、大学から岡山に来ました。
環境問題や農業に興味があって、大学ではそういったことを学んでいたけれど、正直あんまりピンとこなくて…。
「もっとリアルな現場を見てみたい」と思って、大学の外に学びの場を探すようになったんです。
そんな大学院時代に出会ったのが、棚田で活動する大人たち。
彼らの生き方や考え方にふれ、「ここでなら生きていけるかも」って思いました。

大学卒業のタイミングでは就職先も決まっていたんですが、「もう少し考える時間がほしい」と思って大学院に進学。
でも、研究にはあまり身が入らず、研究室の人たちには迷惑ばかりかけてしまいました。
大学院の終わり頃には大手企業から内定をもらったけど、心の中では「本当にこのままでいいのかな?」ってずっと悩んでました。
修士論文もまったく進まず、周りに迷惑ばかりかけて3月の寒いアパートでひとり、何日も考え込んでいました。
「もういっそ発表だけしたら修了させてくれる」とも思ったけど、どうしても気が進まず、結局、論文を出せずに大学院を修了できないまま内定も取り消し。家族からもしっかり怒られます。
それでも僕は「地域でチャレンジしよう」と決めました。

親にも相談せず、何日も引きこもって自分だけで決めた選択でした。
当時、今ほど「地域おこし協力隊」が知られていたわけでもなく、給料も月16万円。
正直、会社勤めしてたらもっと安定した未来があったかもしれません。
でも、自分で決めた道だから後悔はしていません。
その後、なんとか半年遅れで大学院は修了できました(内容はお世辞にも立派とは言えませんが…)。そこからはもう、地域にどっぷり浸かって――
水路掃除、草刈り、米づくり、耕作放棄地の開墾、狩猟、ジビエ活用、古民家のDIY、いろんなことをやってきました。

>そもそもなんでそんなことしてるの?
もともと、環境や農業にちょっと興味があったんです。
大学時代には仲間と一緒にネパールという発展途上国の山奥に行ったこともありました。
そこでは、若者がほとんどいなくて、仕事もなくて、農業しかない…という状況を目の当たりにしました。日本の田舎と似ているな。
でも、地域の中では「自然の中でちゃんと暮らしが回ってる」と感じる場面もたくさんあった。「経済的にも資源的にもムリのない暮らしって、日本の田舎の方ができるんじゃないか?」

そんな仮説を持って、気がつけば今まで生きてきました。
ただ、日本の田舎も飛び込んでみたら…まぁ大変です(笑)。
空き家に耕作放棄地、放置された山林
これらは「地域資源」って呼ばれることもあるけど、実際は「どうにもできない問題」として扱われがちです。
しかも、それらの土地や建物って、国や県・自治体のものではなくてほとんどが個人の持ち物です。
「地域資源を活かして良いことがしたい!」って気持ちだけじゃダメで、その土地を持っている人と信頼関係を築かないと、何も始まらないってわかったんです。

だからまず僕がやったのは、自分の思いを押し出すのではなくて、「この地域に暮らす人たちとちゃんとつながること」でした。
草刈りをする。
借りた古民家をきちんと管理する。
地域の人と話す。
そんな「目に見える行動」を積み重ねて、「この人なら大丈夫」と思ってもらう。
その繰り返しに、10年以上かけてきました。

>これからの目標
いまでは、140人ほどが暮らす上山地区の中でも、「大芦(おおあし)」という場所をフィールドに、大きなチャレンジができるようになってきました。
これからは、「自然と向き合いながら、暮らしをつくり、それを次の世代につなぐ」ことを目指して、もう一度スタートを切ります。

もう少し具体的に書くとこんな思いでやっていきます:
1.自然と共に暮らす楽しさを分かち合いたい
森や棚田、水などの自然の恵みをいただきながら、無理なく持続できる暮らしを目指します。
土に触れ、手を動かし、自然の中での暮らしの喜びを、周りの人たちと一緒に感じていきたいです。

2.昔からある知恵や技術を学び、今の暮らしに活かしたい
棚田にまつわる農、林業、手仕事、食文化…。先人たちが築いてきたものを受け継ぎながら、現代の暮らしに合わせてアレンジしていきたいと思っています。そして、ここでの生き方・働き方を未来につなげていきたい。

もし、この記事を読んで「田舎で何かやってみたいな」と思ってくれた人がいたら、ぜひ声をかけてください。すぐに大きなことができるわけじゃないけど、一緒にちょっとずつやってみることはできます。

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2025.04.03

第1号住民がやってきた!

シェアハウスの住人第1号が入居しました。
岡山県倉敷市からやってきた彼女(まっぷさん)は、20年以上勤めた鶏卵会社を辞め、
「これからの人生をもっとワクワクしながら過ごしたい」と、心機一転で大芦の地を選びました。
「野菜など買いものにもいかずとも暮らしていけたら最高です」と理想があり
野菜や果物を自分で育て、必要なものは自分の手で作る。
そんな手づくりの暮らしを目指して、古民家の改修や畑づくり、さらには山の開拓にも関心を持っています。

「自分にできることってなんだろう?」
「地域に根ざして活動するなら、自分の得意をどう活かせばいいのか?」
「情報発信を通して、もっと多くの人に美作や上山の魅力を知ってもらいたい」
そんな想いを実現するために何が出来るか、何をするか模索していきます。

“誰かとつながれる暮らし”がしたい
まっぷさんが大切にしたいのは、人とのつながりです。
「田舎だからこそ、隣近所と助け合える関係が築ける。いいことも、課題も、ちゃんと話し合って決めていける場所であってほしい」

そんな価値観でシェアハウスに惹かれ、大芦の一員となってくれました。
今後は地域おこし協力隊として、ますは3年間の活動にチャレンジ予定です
映画やライブ参戦やスポーツ、アクティビティなど、体を動かすのも大好き。

ようこそ、大芦へ。

引き続き学生でも、子育て世代でも、社会人でも、第二の人生でも大歓迎です。
お試しから長期まで一緒に、楽しく、少しずつ「農ある暮らし」をスタートしていきましょう。

まずは気軽にお試し移住から!

いきなりシェアハウスにしっかり入居はハードルが高い…という人も
まずは1週間~2週間のお試し移住で体験してみませんか?

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2025.04.03

大芦コモンズ2025活動開始

【大芦コモンズ(仮称)活動参加者募集!】
岡山県美作市上山地区の山頂付近に位置する大芦集落 。この地域の再生に笑顔とやる気をもって関わりたい仲間を募集します!

【大芦コモンズの由来】
上山棚田には、過去10年で40人ほどが移住し、にぎやかに見える村ですが、実は10の集落で成り立っています。特に 大芦~鳥坂集落 は標高500mほどに位置し、夏は涼しく、冬は寒い!家と家の距離がほどよくあり、過疎が最も進んでいるエリアです。
現在 日中に人がいるのは5世帯12人 (そのうち我が家が5人 笑、移住者は我が家含め6人)。

この「大芦コモンズ(仮称)」は、故・高橋善一さんの「うめちゃんに大芦は任すけんな」という言葉がきっかけ。彼が大切にしてきた 古民家・田畑・山林を有効活用し、地域をみんなで共有して、継続して活用する場にしたいと考えました。
里山で暮らしていても単に過ごしていては自然の恵みはあるけど活用できないです。そこを10年以上過ごしてきた上で感じるポイントを少しずつお裾分けして、自然からもお裾分けしてもらって日々の暮らしに取り込むことで参加者皆さんと、今後の暮らしの在り方についても色々と話し合えたら嬉しいです。
この自然や里山と向き合い、そのお裾分けでつくる暮らしの循環と次世代人材育成を目指して。

前回は3月22‐23日にも4名参加いただきニンニク畑の草取り、山菜収穫地の整備、シイタケ菌打ち、シイタケ収穫、薪割り、ジャガイモ植付、ブロッコリー植付など。
次は4月12‐13日は山菜収穫、天ぷら、獣害柵づくり、畑づくり、お米づくり種籾の塩水選・温湯消毒など)を予定しています。

【大芦集落のポイント】
すぐ隣に家がない! のびのび過ごせる
車が置きやすい! 田舎ならではの広々スペース
雲海温泉・公園が徒歩圏内!
雲海の絶景スポット! 秋・冬・春によく見える
夏はクーラーいらず! (年間稼働約10回)
農地が大きめ! (5-10a規模)
鹿が多い! 狩猟・ジビエ好きにはたまらない
山菜が豊富! セリ、ワラビ、コシアブラ、タラの芽…
雪が積もるとソリ遊びができる!

【大芦集落のチャレンジ】
鹿が多すぎる!
冬の寒さと雪… 水道が凍ることも!
雪の日の下り坂が怖い…!
車のブレーキパッドが早く減る!
スクールバス乗り場まで距離あり (冬は最大1.7km)
獣害柵は必須!
若い人が少ない…!

【参加設定】
▶ 活動参加費:基本無料!食費や宿泊については実費いただきます。
棚田での暮らし10年以上の知恵や技術をシェア!

▶ 持ち物
1日目の昼食 、 晩ごはん用のおかずor食材(日中のみ参加の方は不要)
汚れてもいい服装、マスク、手袋、長靴、帽子、宿泊セットなど

▶ スケジュール案
5月10‐11日(田植え体験、獣害柵整備、畑づくり、作戦会議など)
1日目 9時 集合、午前活動
    12時 昼ごはん
    13時30分 午後活動
         (ごはん隊がいればごはん作りも同時進行)
    16時30分 温泉へ
    18時30分 晩御飯みんなで準備
         片付け
    21時 寝たい人は寝る

2日目 7時 起きる みんなで朝ごはん準備
       朝ごはん食べる、片付ける
    9時 活動開始(ごはん隊がいれば昼食づくりも同時進行)  
    12時 お昼ご飯
       片付け
    13時30分 振り返り
    15時 やりたいことやりつつ、ひとまず解散 

▶ 食費(希望者のみ)
1日目晩ごはん:500円 +持ち寄りおかず
2日目朝ごはん:500円 +持ち寄りおかず
2日目昼ごはん:500円 +持ち寄りおかず
※ 棚田米や味噌汁は用意予定!
※ 宿泊希望あれば教えてください
  雑魚寝 先着順 シーツ代 2000円/人

【当日活動のキーワード】
お米づくり / 暮らしをつくる / 季節の手仕事 / 古民家DIY / 山菜天ぷら / エネんるぎーをつくる/狩猟 / ジビエ / 味噌づくり / 古民家暮らし / 消費だけでなく生産 / 美味しく食べる / 命をいただく / 果樹(うめ、くり、ブルーベリーほか)栽培 / 養鶏 / 焚火 /自然遊び / 川遊び / 昆虫採集 / 田んぼの生きもの探し / かまどご飯体験

気になることがあれば、コメントや個別お問い合わせでお気軽にどうぞ!
一緒に 大芦の未来を楽しみながら共につくる仲間をお待ちしています!

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まずは一回来てみたい方向けに
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>次回以降の予定(内容変更有り)
4月12‐13日(山菜収穫、天ぷら、獣害柵づくり、畑づくり、お米の塩水選・温湯消毒など)
4月22日【平日番外編】、お米の苗箱づくり:9‐16時予定
5月10‐11日(田植え体験、獣害柵整備、畑づくり、作戦会議など)
6月21‐22日(田んぼ除草、畑づくり、梅収穫や梅仕事、ホタル見に行くなど)
7月5-6日、(田んぼ除草、畑づくり、子どもの遊具づくりなど)
8月2‐3日(上山棚田共育自然学校一泊二日への活動参加、有料別途案内)
9月6-7日(稲刈り、畑づくり、ほか)
11月8‐9日(焚火をする、ニワトリを戴く、山の整備、山を歩くなど)
12月27‐28日(お餅つき、畑づくり菌ちゃん農法など)

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▶ 問い合わせ先
 tsunag4451(@)gmail.com

2024.01.01

新年の挨拶と、2024年ブログの展望

新年あけましておめでとうございます!

今まで13年、これからの棚田での暮らしを通じて見つける日々の発見と感動をお届けしてたいと思い改めてこちらの方で記事を更新していきます。
今日は、この新しい年に私がここで取り組む3つのポイントと共に、新年のご挨拶をさせていただきます。

1. 上山棚田での持続可能な生活の実践と紹介
こちらの記事では、美作市上山地区にある1000年以上続く棚田で持続可能な暮らしに焦点を当てていきます。私が学生時代から模索した棚田での自給自足の実践、古民家暮らし、自然資源の利用方法、環境にやさしい暮らしを皆さんと共有していきたいと思います。また、自然環境に対する暮らしの影響や発見についても、より深く掘り下げていきます。
私としては棚田での暮らしでは持続可能なコトや素材がたくさんあるのでそれら活かして自分の暮しにはめこみながらつくり変えていくことに楽しみがある、そんな観点で暮らしています。

2. 地域との関わり合い、コミュニティとは
上山棚田での暮らしは、地域の方と深く関わることから多くの学びが得られます。今年も棚田でのお米づくり、神社のお祭り、イベント、水路掃除や草刈りなどの共同作業など地域との結びつきを通じた経験やノウハウがあります。これらの体験から、地域を繋いでいく重要性や、人と人とのつながりが与えてくれる良い面、少し手間のかかる面を紹介します。

3. 新しい挑戦と発見
田舎暮らしは、新しい自分との出会いがあります。都会の生活だけでは見えない、自分の内面や本当の興味を探求する時間が増えます。例えば草刈、年間200時間以上草刈している時間は瞑想しているようにも思えます。ひたすらに草と向き合う時間は思考をを深めることができます。また、棚田での暮らしは効率化とは正反対のところに位置します。農作業や里山環境に関して改善を続ける姿勢や新しい技術や知恵を身につけないと身体がもちません。その中で自分の手で何かを育てる喜びや、誰かと共同作業する楽しさは自己成長に繋がります。
そんな新しい挑戦や発見をシェアさせてください。

新年の始まりに当たり、皆さまの日々がより豊かで意味のあるものになるよう願っています。
2024年が皆さまにとって素晴らしい年になることを心から願いつつ、私のブログが少しでも皆さんの日々に彩りを添えられれば幸いです。
これからも棚田での暮らしを通じて、皆さんに有意義な情報をお届けしていきますので、本年もどうぞよろしくお願いします!

大芦地区の妙見様が初日の出を浴びる様子
棚田で収穫したモチ米からつくった鏡餅